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吉原第三中学校創立50周年記念式典
豊丘村のりんごの記念植樹
式典には豊丘村の受入農家も出席
豊丘村の農家は、27年間連続して静岡県富士市の吉原第三中学校の生徒を「農業勤労体験」に毎年2泊3日で受け入れてきました。27年の間には、受け入れ農家側、吉原三中側それぞれに問題が浮上し、紆余曲折もあったようです。しかし、見事お互いにそれを乗り越え、現在に至っています。
6月25日に吉原三中の「開校50周年記念式典」が行われ、私も招待され出席してきました。
式典の前には、豊丘村からお持ちしたりんごの苗(アルプス乙女)3本を、記念植樹させていただきました。
富士市長・富士市教育長も参加した式典では、17年前に豊丘村に勤労体験に訪れた卒業生の発表もありました。シンポジウムでは、豊丘村側から農家代表として平澤大司さん、木下延夫さん、林修さんが参加され、会場からは温かい拍手を盛んにいただきました。
また、この勤労体験から帰った後の生徒の変化の様子もうかがいました。家で一言も話さなかった生徒が、豊丘村より帰ってから母親に豊丘村の思い出を熱く語り出したそうです。また受け入れ農家としても、中学生の若い力、感受性を通じて、2泊3日の間に見知らぬ同志が初めて築く人間関係の温かさから元気をもらっているのかもしれません。
富士市は人口24万人の都市ですが、豊丘村としても吉原三中との関係を足がかりにさらに交流を深め、将来は姉妹都市提携なども視野に入れ、積極的にお付き合いをしていきたいと思います。
吉原第三中学校ホームページ
(平成23年6月30日記)